私の薄茶器の楽しみ方
風炉の季節になり、もう3週目。
今週のお稽古では、お濃茶と続きのお薄をやりました。
去年何度かやったはずなのに、初めてやるような気持ちで、手順を抜かしたり、たくさん間違いました(/ω\)
でも、その度に、前に言われた「そのために先生がいるのよ」という言葉を思い出し、あまり悩まないようにしてます。
お稽古では平棗を使いました。お花で扇面が形どられていて、華やかなものでした。
表に見える蒔絵や螺鈿細工を見て、季節を感じるものも好きですが、私は蓋を開けるときのワクワク感が好きです。(自分が亭主の時はあまり開けてみてほしくありませんが笑)
蓋の裏にも絵があるものや、蓋を開けると見える側面のところに金蒔絵があるものなど、表の雰囲気とまた違う発見があったり、お抹茶が見える状態の景色も見えないときと感じるものが違ってきたりすることがあるので、ワクワクします。
薄茶器のほかに、たまに水差しの蓋の裏に絵が描かれていて、客の位置からで見えた時に思いがけない素敵な出会いができたようで、とても嬉しくなりました。
蓋裏マジックですね。